こんにちは。Nakata です。
このテーマについて、思うところは下記の通りです。
親=生物学上の親?
生物学的な視点から見ると、親は遺伝的なつながりを持つ人々のことを指します。私には父母がいて遺伝子を共有しています。
映画やドラマのように、遺伝子の繋がりがなくても愛や絆によって「親子」となる状況もあるのでしょうが、私には「親」というと、遺伝子の繋がりのある実家の両親になります。
未成年の頃に考えていた「親」
子供の頃は、親の庇護がないと生きていくことが難しく、親を頼りにして生活して成長しました。親の言動は私に大きな影響を与え、言うことを聞くことが「良い子」、歯向かう(親の考えに合わない)ことが「悪い子」という価値観になりました。自分自身の考えや価値観なんて許されず、「子は親の思い通りに動くもの」という呪いをずっと信じていました。
だって、そうしないと親の庇護は受けられず、ひとりで未成年は生活できないんですもの。
成人してから考える「親」
親の庇護がなくても生活できるようになると、他人からの影響も受けて、これまでに信じていた呪いが薄くなりました。その結果、恐れながらも「もしかして、これっておかしいんじゃない?」と言えるようになりました。親の価値観を否定するわけではなく、親子で違う価値観を持ってもいいんじゃないか、と思うようになったからです。
誰かの言いなりにならなくても生活できるって、なんて素晴らしい世界なんだ!
40代になって考える「親」
長く親子ではありますが別の人間なので、合う部分も合わない部分もあることを冷静に受け入れられるようになった気がします。親子だからといって、未成年の時のように心身や物理の距離を近くいる必要もないので、お互いの快適な距離感で暮らしていきたいものです。 離れていても、間違いなく愛と絆はあり、大切な人たちであることには変わりありません。
(Nakataさん)
◆ステータス:プラクティショナー
「壁打ちサポーターなファシリテーター」
◆プロフィール:
「○○でなければならない!そうでないものは価値がない!」というゼロサム思考に支配されて長いこと生きてきました。苦しくなったので脱却を目指して模索しているうちに、ここに辿り着きました。
普段は会社員をしています。趣味は、山や海のスポーツ、お酒、料理、音楽です。
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【ピョエ坊(ソジテツ広報)より】
ある問いに対する自分のことばをリレー形式で書いてもらうリレ哲。次回のバトン走者は、執筆中。どんな「自分自身のことば」を紡いでくださるか、楽しみです。
ソジテツは、ふつう・当たり前や、一般論、世間的な正しさではなく、ひとりひとりの中にある様々な「自分の考え・体験・価値観」を表現することを、大事にしています。こたえはきっと百人百様だと思いますが、それが素敵なことなんです。
これをご覧のみなさんも、良ければ「自分の考え・体験・価値観」で考えてみてくださいね。
【月別テーマ予定】
5月:家族、家庭
6月:恋愛、結婚、パートナーシップ
7月:人間関係、コミュニティ、地域
8月:幸せ、お金
9月:教育・学校
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#Nakataさんのこたえ:親とはどういう人のこと?(リレ哲) #ダイバーシティ #インクルージョン #価値観 #哲学対話
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