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自分のこれでいいんだをみつける:projectテツラボ(ソジテツ公式)

~ソジテツ®(SOGI哲)とは~

当サイトprojectテツラボは「ソジテツ公式」サイトです。

 

ソジテツ®シリーズは、広くD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)の実現を目指すために作られた、「ふつう・当たり前と向き合い、自分の“これでいいんだ”をみつける」ワークショップ及びツールです。

 

身の周りにある「ふつう・当たり前・べき・ねばならぬ…」(NORMSとソジテツでは呼んでいます)は、多様性実現とは対照的な存在です。すべてのNORMSを否定するわけではなく、それらにフラットに向き合うことから、本当の自分らしさに気づいたり、手放したい思い込みをデトックスしたり、自分の価値観をアップデートしたりして、自他尊重に繋げる…「自分の足元から広げるダイバーシティ」を目指します。

フィンランドでソーシャルサービスを学び、ウェルビーイング・ダイバーシティ・創造的コミュニケーションを活動分野とする開発者(おおばやしあや)によって「D&Iをみんなの自分ごとにする、みんなの自然体をエンパワーするにはどうしたらいいだろう?」と、仲間の協力を得て約2年かけて2020年春に開発されました。

 

それから有志のクラファン支援者、協力者、ファシリテーター志望者の参加を経ながらさらに3年半経ち、ツール・ファシリテーション内容共に日々さらに進化を続けています。

※ファシリテーターの在り方を重視しているため、2022年よりカードツールのみの販売は行っていません。ファシリテーター養成講座を受講すると、ワークに必要な全てのツールと最新マニュアルが提供されます。

~「ソジテツ」という名称について~

外側からのラベルではなく、内側からのアイデンティティで自分を語ろう⇒LGBTQ+などの属性でなく、個性であるSOGIを哲(学)しよう、という意味から「ソジテツ®」という名称になりました。 ※SOGIとは…自分にとって恋愛や性愛の対象となる性別の『Sexual Orientation』と、自分自身の性別をどう認識しているか、あるいはどんな服装や髪型をしたいかの『Gender Identity』を組み合わせた語になります。服装などの表現expressionのEを特に外に出してSOGIEということもあります。。 LGBTQ+や女性・男性…といった言葉が「外側からの“属性・ラベル”」であるのに対し、SOGIは「自分が内側から自身をどう捉えるかの“個性・アイデンティティ”」と言えます。この内側からの見方にすることで、多様性は「誰もの自分ごと」になります。 例えば、SOGIの示す「自分は自分をどんな性別だと感じているのか、どんな人を好きになるのか、どんな服装をしたいのか?」という視点は、マジョリティとマイノリティという判断・分断的視点とはまったく別レイヤーになり、あらゆる人が同じ目線で語ることができます。 projectテツラボでは、ジェンダーやセクシュアリティに限らず広義のD&Iを目指し、国連の世界人権宣言で言われている人間平等…性別や年齢、国籍などに関わらず「すべての人の豊かな多様性が活かされること」⇒「自然体でいられること」を目指しています。 ただその中でも、例えば「男性ならこうあるべき・女性ならこれが当然」といった性別にかかるふつう・当たり前(NORMS)は、社会で生きる限り誰にとっても身近です。だからこそ、より多くの人にとって取り組みやすい「多様性」にもなり得ます。 最終的にはテーマに関わらず全ての多様性に活動を広げていきたいけれど、身近なものから自分ごととして始める、という意味でも、SOGI的な「自分からの見え方」を大切な起点にして、名称に取り入れています。

ワークの様子:projectテツラボ(ソジテツ公式)
ふつうは何のためにある?:projectテツラボ(ソジテツ公式)
~ソジテツ® シリーズ 3つの特徴​~
解決・未来志向アプローチ:projectテツラボ(ソジテツ公式)
①解決・未来志向アプローチ

D&I実現とは、人の個性を活かすという、本来とてもポジティブなことです。ただプロセスの中で差別解消の段階を含むため、「何を言ってはいけないか」「何が原因か」という問題志向にとらわれてしまいがちです。

 

しかし、その先の未来を作るためには、必ずどこかで解決・未来志向の考え方も併せて持っていく必要があります。何がいけないのか、打ち消すべき問題について教えてくれるものはたくさんあるので、ソジテツ®は「どんな未来にしたいか」「何ができるか」にフォーカスを当てています。

 

本来ダイバーシティは素敵なものだから、もしD&I疲れのフェーズにあるとしたら希望を与えたい(自分たちも心から欲しい)、未来や創造的な部分を進めたい、と切に願ってデザインされました。

 

ファシリテーターも、「先生・専門家」になるのではなく「自分も多様性のひとりで、未来に向けて取り組み続ける人である」という当事者姿勢を保ち、ずっと自分視点から考え続けるように講習を受けています。

自分に目を向ける:projectテツラボ(ソジテツ公式)
②まず「自分」の価値観や体感に目を向ける

ダイバーシティ実現とは「ひとりひとりの個性が活かされること」、全ての人の自分らしさや幸福実現を指します。D&Iの意味は「全ての人が対象」で、そこに例外となる人はひとりもいません。

 

ただ、D&I実現プロセスの中で「このマイノリティの方々を理解しよう、サポートしよう」という公平性のためのアクションも必要です。そんなフェーズがあるからこそ理解や尊重はより促進しますが、「推進者自身も、尊重される多様なひとりである」ということは、脇に置かれがちです。

 

例えば、EQ(こころの知能指数)でも、自己理解⇒自己尊重⇒他者理解⇒他者尊重の順に広がり、まず自分自身を理解して尊重できるかということが起点となります。誰かのために頑張る人が集まりがちなテツラボでも同様に、まず自分が自分であることを忘れずにいたいと、自戒も大いに含めて「自分の足元から広げるD&I」を大切にしています。

 

D&Iを誰かの我慢の上に成り立つものにしたくない、権利や幸せは限られたパイの取り合いではなく、増やしていくもの。完璧な人間でなくても今ここから取り組んでいきたい。それが、持続可能なダイバーシティだと思うからです。

 

そして、一人一人のゆたかな個性として、自分は実は何を考えているのか、何を望んでいるのか、何を好きだと思うのか…に着目しますが、頭で考えるよりも、ご自身の直感や体感を大事にしてもらうようガイドします。体で感じていることはとても素直な反応なので、いつでも「自分」に立ち戻れる基本として大切にしたいためです。

Iメッセージ:projectテツラボ(ソジテツ公式)
③D&Iのための話法「Iメッセージ」

D&Iのためにどのようなコミュニケーションが有効か?と考えたとき、「I(アイ/私)メッセージが有効である」と開発者は信じて、この話法を体感するためのワークデザインをしています。

 

自分のことばで話す…Iメッセージは、アドラー心理学、ゴードンのPET、ソルターのアサーションなどで知られますが、ソジテツ®ではIメッセージを「言うと・聞くとスッキリする100%ピュア自分のことば」と定義しています。

 

「ふつうは〇〇だ、〇〇ならこうあるべき」というWEメッセージや、「あなたは〇〇だ(判断)」というYOUメッセージではなく、例えば「“私”はこうしたい、これが好き、これが欲しい」といった完結した自分目線の話し方です。

 

Iメッセージを意識して使うことで、自分らしさをみつけたり、形作ったりすることができます。同時に、互いに自分のスペースを守り人のスペースを尊重できるため、安全な場創りがしやすくなります。安全な場が作られる⇒個性が出てくるというサイクルにより、ワーク中にこそインクルージョンが感じられ、また話法を日常にも持ち帰って選択的に使うこともできるよう設計されています。

~ソジテツ® 2種類のワークショップ
ソジテツ®オリジナル版
ソジテツオリジナル版:projectテツラボ(ソジテツ公式)

~「人生・性別・性や愛にまつわる 自分の “これでいいんだ” をみつける」哲学対話~
自分と相手のスペースを尊重し、まず自己の気づきを深めるダイアログワークです。

​(対面オフライン/オンラインとも可)

ソジテツ®ReStart版
ソジテツReStart版:projectテツラボ(ソジテツ公式)

~無意識の思い込みをデトックスして、より自由に「自分の“これでいいんだ”」を創造する~

協力してNORMS(ふつう・当たり前…)を集め、自分が大事にしたい価値観を掘り出すゲーム形式のワークです。

(対面オフライン/オンラインとも可)

projectテツラボ代表・ソジテツ®シリーズ開発者おおばやしの、D&Iに対する思いやこだわりがわかる動画

はらおちダイバーシティ」​(企業の担当者の方へ向けた目線で作っています)

~最新ワークショップ~

​ソジテツ®認定ファシリテーター、プラクティショナーが行うソジテツ®ワークショップのご紹介です。外部サイトへ飛びます。

  • 11月12日(日) 13:00-15:00 @オンライン:ソジテツオリジナル版(哲学対話)

  • by みっちー(ソジテツ®プラクティショナー)

  • ソジテツ®オリジナル版体験@Zoom 《人生、性別、性にまつわるふつう・当たり前と向き合い、 ”心が居心地よい〜〜”と感じる空間をみつける対話イベント》(>>詳細を見る

~公式主催イベント~
~体験したい・依頼したい~
体験する:projectテツラボ(ソジテツ公式)

ソジテツ®を個人で体験したい・イベントに参加したい方

依頼する:projectテツラボ(ソジテツ公式)

ソジテツ®を使ったワークショップや研修のご依頼(企業・団体・自治体・学校の方)

ファシリテーター養成講座:projectテツラボ(ソジテツ公式)

ソジテツシリーズのファシリテーター養成講座ご参加に興味がある個人の方

~ご導入・コラボ事例~

スターバックス・コーヒー・ジャパン株式会社さまのメディア「スターバックス・ストーリーズ・ジャパン」に、I&D(インクルージョン&ダイバーシティ…多様性活用)への取り組みの観点から、ソジテツ®(オリジナル版)について体験・取材をいただきました。

​「花は紅、柳は緑、あなたはあなたのままで美しい。SOGIから始める多様性

(スターバックス・ストーリーズ・ジャパン 2023年6月16日記事)

スターバックスストーリーズジャパン記事:projectテツラボ(ソジテツ公式)

ソジテツ®(オリジナル版)の問いが、兵庫県明石市の「LGBTQ+フレンドリー」問いかけポスターに使用されています。

  • 「ふつう」は何のためにある?

  • どんな種類の「好き」がある?

  • 多数決で多いほうが正しい?

  • 男の子は泣いちゃいけないの?

など、計6つの問いを、街中掲示や、無料ダウンロードできるポスターとして使用いただいております。
>>あかしLGBTQ+フレンドリープロジェクト 問いかけポスター

明石市コラボ:projectテツラボ(ソジテツ公式)
明石市コラボ:projectテツラボ(ソジテツ公式)
明石市コラボ:projectテツラボ(ソジテツ公式)

また、こちらのポスターを利用した小学校高学年向け道徳授業の例「ふつうは何のため?」が、2023年3月27日発売『とっておきの道徳授業20』(著:佐藤幸司/日本標準社)に掲載されました。教員の方はぜひご参考ください。

教科書掲載:projectテツラボ(ソジテツ公式)
教科書掲載:projectテツラボ(ソジテツ公式)
  • 2023年夏 某企業さまにて、管理職向けに「まず自分の多様性をみつめて大切にしよう」という主旨での対話ワークショップ実施

  • 2022年10月~23年2月 某企業さまにて、「アンコンシャスバイアスに向き合う」というタイトルで、無意識の思い込みを価値創造へ転換するオンラインワークショップを複数回実施

  • 2022年12月 台東区社会教育センター様にて、「性別・属性のプレッシャーから自由に!~自分の“これでいいんだ”を見つけよう~」にてソジテツ®ReStart版ワークショップ開催

  • 2022年11月 東陽電気工事株式会社様「SDGsフェア2022」にて、no.5「ジェンダー平等を実現しよう」のブースにてソジテツ®オリジナル版のカードを使用した問いかけ+ボード書き込み型展示開催

  • 2021年6月 株式会社リクルート様「Be a Diver!」リクルートグループRainbow Monthセミナー&ワークショップ:メインセミナー(講師おおばやしあや)及びソジテツ®オリジナル版対話ワークショップ開催

  • 2021年12月 株式会社リクルート様「Be a Diver!」リクルートグループRainbow Weekセミナー&ソジテツ®オリジナル版対話ワークショップ:メインセミナー(講師おおばやしあや)及び対話ワークショップ開催

  • 2021年10月 日本女性会議山梨大会 分科会にて、大学生がソジテツ@オリジナル版を使ったワールドカフェを開催

  • 2021年3月-6月 外資系大手製薬会社様 社内ERGグループ:性の多様性の実現のため、ソジテツ®オリジナル版を使用した対話の社内ファシリテーター養成

​その他、オンライン・オフラインにて対話ワークショップ開催多数

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